2020年は大学入試も大きく変わる!

2020年度に新卒者の採用が変化することについてはたびたび言及していますが
同じ2020年度に大学入試も大きく変わります。

1990年から続いてきたセンター試験は2019年度(2020年1月)の実施を最後に廃止され、これに代わり2020年度からスタートするのが「大学入学共通テスト」です。
実施はセンター試験と同様、1月中旬の2日間です。

 

変化の内容は大きく2つ。
①国語・数学で記述式の問題が出題される
②英語の試験で民間の試験が導入される

 

①国語・数学で記述式の問題が出題される

センター試験と大きく異なるのは記述式問題の登場です。
センター試験ではすべての問題がマークシート形式で行われ、自己採点の結果をもとに出願する大学を決める、というのが通常でした。

一方で新制度では基本的にはマークシートなのですが、国語は現代文で、数学は数学1において記述問題が出題予定です。
今後は記述形式にあわせた勉強をする必要があるほか、自己採点の妥当性についても身につける必要があり、不安が出てきています。

 

②英語の試験で民間の試験が導入される

主題内容ではなく、民間の「資格試験」の『結果』が入試に大きくかかわってきます。
その年の4月~12月に受講した「英語検定」「TOEIC」「TOEFL」などの実績が、そのまま英語の点数に加算されます。
これまでの「読む」「聞く」という受け身の技能だけでなく「話す」「書く」能力を評価するために、この制度が導入される予定です。
英語試験が2技能から4技能に変わるわけですから、これからの学生は大変です。

ただ、資格試験の受講地域や受験料など、公平性を欠く部分があるのも事実です。
そのため東京大学ではすでに、資格試験の結果は入試の合否に影響しないことを明言しています。

 

そもそもなぜ大学入試制度を変えるのかといえば、能動的な人材を創出することが根底にあります。
正しい知識を覚えれば良いという「知識偏重」の教育を捨て、覚えた知識を応用する力を伸ばし、その能力を入試で問うことにしたのです。

 

また変更されるのはセンター試験だけではありません。

推薦・AO入試では学力試験も課されることになります。
学力試験を実施しない学校は、大学入試共通テストを活用しなければならなくなり、これからはどんな人でも進学のために勉強する必要が生じます。

カテゴリー:TOPICS
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