なぜ新年度の始まりは4月?

新年の始まりは「1月」ですが、学校や会社はなぜ「4月」はじまりなのでしょうか。
普段から使っている『年度』、そのルーツについて調べてみましょう。

 

まず『年』とは、1月1日から12月31日までの1年間、つまり暦年のことを指します。
一方『年度』は、暦年とは異なる区分で定めた1年間の期間のことを指します。

4月1日から3月31日までの年度が最も広く使われていますね。
学校、会社、役所、、多くの期間が4月はじまりです。

 

ルーツについて知る前に、世界の入学時期について。

入学式の月
1月:シンガポール、オーストラリア
2月:ブラジル
3月:韓国
4月:日本、パナマ
5月:タイ
6月:フィリピン
9月:アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国
10月:ナイジェリア、カンボジア

世界全体でみると9月入学が最もメジャーですね。

江戸時代までは学校の代わりに寺子屋、藩校、私塾などがありました。
これらの教育機関には入学時期はとくに決まっておらず、いつでも入学できたそうです。
明治時代に入ると西洋にならって9月入学が主流になりました。

ここから4月入学に変わった理由の説は3つあります。

 

【説①】日本軍の影響
「富国強兵政策」で日本軍の入隊届開始月が4月で統一され、政府の会計年度も4月はじまりになったことで、それに続いて学校の入学時期が4月になった。

【説②】お米の都合
江戸時代末期、当時の日本の主産業はまだ農林水産業(第一次産業)でした。
作物を納める「年貢」から、現金を納める「金納」へ移行する際、最大の収入源であったお米に合わせたという説です。
お米を秋に収穫⇒売ってお金に⇒税金として納める⇒納められた税金をもとに予算を組む この流れを1月はじまりで行うには無理があったので、4月はじまりとした。

【説③】イギリスの影響
明治時代、世界で最も影響力のあったイギリスの会計年度が当時は4月はじまりだったことから、それに合わせた。

 

3月~4月は日本の国花の一つである桜(ソメイヨシノ)が開花します。
気持ち新たに切り替えるためにも日本では4月は良いタイミングですね。

カテゴリー:TOPICS
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