内定と内々定

就職・転職活動におけるゴールともいえる「内定」。大学生であれば「内々定」という言葉もよく耳にするでしょう。近年は中途採用の現場でも内々定という言葉を使うことが増えてきました。この2つの違いについてよく理解しないと大変な目に遭う可能性があります。

 

■内定とは

正式名称を「始期付解約権留保付労働契約」といいます。
内定は正式な労働契約で、契約の成立は求人者と求職者の双方が合意した時点、つまり労働条件通知書にお互いが捺印をしたタイミングですね。

 

■内々定

内定の前段階の状態を指します。
企業側が内定通知を出したり、労働条件通知書に双方の捺印がされていない状態はすべて内々定です。
「労働契約成立の有無」が内定と内々定の違いですが、この1つがとても大きな違いとなります。

 

■法的な違い

内々定は契約が成立していませんので、「やっぱり採用しない/就職しない」となっても、お互いにペナルティはありません。

ただし内定が契約が成立しているため、いずれかの側が一方的に内定を破棄することは契約違反となります。
企業側が内定を取り消せば解雇と同じ扱いとなり、労働者側が内定を取り消せば損害賠償請求が生じる恐れがあります。

特例として「労働者が入社までに問題行動をとった」「入社までの間に経営状態が著しく悪化した」いずれかのケースで有れば、内定成立後でも取消は許されています。

 

契約をした瞬間から企業側は入社に向けて備品の準備や人員の整理を始めます。労働者も転職であれば今の勤め先に退職届を出しますし、引継ぎも始めてしまいます。

労働条件通知書には、よ~~く考えてからハンコを押しましょう。

カテゴリー:TOPICS
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