5月病と『コンフォートゾーン』

史上最大のGWも終わり、いつも以上に強烈な5月病に襲われている人もいることでしょう。
自分がそうでなくとも、周囲に5月病の人がいればそれを理解し治していくためにも、“コンフォートゾーン”という視点から見てみましょう。

コンフォートゾーンは3つの環境領域の総称であることが多いです。
3つの領域は円形状になっており、中心から外側にかけて
1.コンフォートゾーン(安全領域)
2.ラーニングゾーン
3.パニックゾーン
となっています。今回はそれぞれについて、詳しくお話しします。

 

■5月病とは

4月に新生活が始まり5月の連休を挟んだ後、新生活のリズムに戻れず落ち込んだ気分が続いたりやる気が出なかったりする精神状態の一般呼称。

 

■コンフォートゾーン

日本語では「安全領域」「快適領域」といい、人間がストレスや恐れ・不安を感じることがなく安心して過ごせる環境のことです。

新社会人であれば学生時代、役職のついた人であれば現場時代など、自分の慣れや経験・知識でこなせる業務(行動)範囲のことをさします。

例えば年収500万円の営業マンがいて、何かの拍子に年収400万に落ちたとします。
その営業マンが「自分の価値は500万円だ」という信念を持ち行動していたのであれば、すぐに年収は元にもどります。それは400万円の世界は『居心地が悪い』ので、無意識に落ち着く環境に戻ろうとするためです。

 

■ラーニングゾーン

コンフォートゾーンの一つ外側にある領域。人が成長するためにはこのラーニングゾーンに身を置かなければなりません。
適度にストレスを感じ、新たな知識・経験をしっかり自分のものにできる環境、それがラーニングゾーンです。時間とともにストレスを感じづらくなる=慣れることで、コンフォートゾーンが広がるのです。

例えば年収500万円の営業マンが600万円稼ぎたいと思った時、コンフォートゾーンにいたまま=今までのままでは達成できないのです。ラーニングゾーンに移り新しいことを覚え、身につけ、行動しつづける。
また今までの世界とは価値観が異なる人が増えます。周囲の価値観・行動を理解し、自分が適応できなければ年収600万円は稼げないのです。

 

■パニックゾーン

コンフォートゾーンは自分の領域、ラーニングゾーンは自分を成長させる一歩先の領域でしたね。
パニックゾーンは名前から感じられる通り、強いストレスのある領域です。

ストレスは人を成長させますが、その耐久力は個人差があります。あまりに多くのストレスを抱えすぎてしまうと精神が衰弱し、コンフォートゾーンが小さくなってしまう恐れさえあります。

例えば年収500万円の営業マンが1,000万円の世界に飛び込んだとすると、すぐに精神が疲労困憊してしまい、何も良い結果は出せないでしょう。それは周囲の価値観や行動が自分の理解を大きく超えすぎていて、適応できないからです。

強いストレスを受ける=自分の思った通りに行動できない、成果がだせないということ。
成功体験が減るとそれば自信の低下に繋がり、自己評価を下げてしまいます。
チャレンジすることは重要ですが自分としっかり向き合って、自分の背丈にあったチャレンジを少しずつ重ねることが重要です。

 

■5月病とコンフォートゾーン

さて本題ですが、5月病というのは「コンフォートゾーンに長居しすぎてラーニングゾーンがパニックゾーンに見えてしまう」状態であると思われます。
休みの間に学生時代を思い出し、居心地の良い方へ良い方へといってしまう。本来であれば越えられるハードルなのに、自分の目線を自分で下げてしまっているから、高く見えてしまう。

それを治すには行動と思考のリズムを周囲の社会のリズムと合わせること。
冷静になれば自然とコンフォートゾーンは元に戻り、またハードルを越えらえれる日がやってくるでしょう。

カテゴリー:TOPICS
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