「都」「道」「府」「県」の違い

日本は47都道府県に分かれていて、内訳は1都1道2府43県となっています。
アメリカなどでは「州」で統一されているのにも関わらず、日本はなぜ4種類の区分をしているのでしょうか。

まず都道府県という呼び方は国内での使用に限定されます。
英語は全て「Prefecture」で統一され、東京都は「Tokyo Prefecture」、大阪は「Osaka Prefecture」、静岡県は「Shizuoka Prefecture」です。
ちなみに北海道は「Hokkaido Prefecture」と呼びます。

 

■区分の違いは歴史の影響

明示4年、廃藩置県により国内は3府302県に分けられました。
3府は東京、大阪、京都です。
この時点では重要都市を「府」とし、それ以外を「県」としました

■「都」は第二次世界大戦の影響

3府の中でも東京府は発展が目まぐるしく、特に府の傘下にあった東京市は1市にもよらずかなりの力を持つようになりました。
首都にもかかわらず府と市のバランスが崩れ始めたことを懸念し、第二次世界大戦中に国の影響力を強める名目で「東京府」を一度解体、「東京都」として特別に定め「東京市」を「特別区」とし自治体の行政を行いやすくしました。

大阪府が行っている大阪都構想もこれと同じく、大阪市が力を持ちすぎているため行政バランスをとるために当時の東京と同じことをしたい、という背景があります。

 

■「道」も特別な歴史事情から

当時の北海道はあまり開拓されておらず、人も少ない場所でした。
最初は北海道を3県に分けて管理していたのですが運営が上手くいかず廃止され、当時の政府直轄の管理地として「北海道庁」が作られました。
戦後になると北海道庁が解体され、そのまま地方自治体になり現在の「北海道」が設立しました。

 

都道府県のうち「都」だけが特別扱いで、他は歴史の名残であるというポイントだけ抑えておけば良いでしょう。

カテゴリー:TOPICS
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