彼岸花の雑学

日本には「お彼岸」という時期があります。
春と秋の年2回、春分の日と秋分の日の前後3日を入れた1週間をお彼岸といいます。
春のお彼岸は「自然をたたえ生物をいつくしむ」意味をもち、秋のお彼岸はその対称で「先祖や亡くなった人を想う」意味があります。

お彼岸にちなんだ花があります。『彼岸花』です。『曼殊沙華』『リコリス』と呼ぶこともあります。
真っ赤な花が特徴で、「花を触るとかぶれる」や「毒があるから食べられない」といった言い伝えがあったり、別名「死人花」といった恐ろしい名前を持っていたりします。

名前の由来ですがお彼岸の時期に花を咲かせるというシンプルなものです。

 

「花を触るとかぶれる」は、迷信です。触っても大丈夫です。

「毒があるから食べられない」は、本当です。球根に毒があります。
そのため彼岸花を植えるとモグラ・ネズミ・害虫除けになることから、昔は土葬だった墓地を守るためや、農作物を守るため田畑の周囲に植えられ全国的にみられる植物となりました。
江戸時代に大飢饉が起きた際には毒抜きをして食べた史実もありますので、厳密は「毒抜きをすれば食べられる」です。
ただ球根の毒は触るだけでも皮膚につくので、もし球根を触った場合は必ず綺麗に手を洗いましょう。

「死人花」ですが、上記の墓を守るため墓地に多く植えられたことから、この名前がつきました。
別の由来として、植物は通常、葉がでる⇒花が咲く⇒葉になるという流れですが、彼

岸花は4~5月に葉を咲かせ散り、その後9月に花だけ咲きます。こういった特殊な生態から「葉見ず花見ず」と不気味がられ、不吉な名前がつけらたという説もあります。

 

秋は日本独自の風習が多い時期ですので、豆知識を頭に入れておくとまた違った楽しみが見つかるかもしれませんね。

カテゴリー:TOPICS
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