秋の七草

日本には七草が2つあります。
『春の七草』『秋の七草』です。

春の七草は無病息災を祈って七草粥にして祈るもので、秋の七草は冬に向かう前に咲き誇る花の美しさを鑑賞して楽しむものです。

 

1.萩(ハギ)

草冠に秋と書くので、秋を象徴する花です。マメ科の植物で7〜10月に開花します。
お彼岸にお供えする「おはぎ」の語源にもなった花です。

 

2.薄(ススキ)

お月見といえばススキとお団子ですね!今は秋といえば萩よりもススキをイメージする人の方が多いかもしれません。
似たような植物で「パンパスグラス」という2〜3mくらいの縦長の外来種もあります。ススキは穂が垂れるのに対し、パンパスグラスは垂直に伸びる特徴があります。

 

3.葛(クズ)

7〜9月に開花します。葛湯、葛きり、葛餅などに使われています。
葛の根を乾燥させた葛根は風邪や胃腸不良に効く治療薬に使われることもあります。

 

4.撫子(ナデシコ)

大和撫子の語源となった花で、6〜9月に開花します。

 

5.女郎花(オミナエシ)

8〜10月に開花します。小さい花を咲かせる綺麗な花ですが、花には悪臭があります。
名前の由来は「美女を圧倒するほど美しい花」だそうです。
オミナエシは解毒、鎮痛、利尿などの作用があります。

 

6.藤袴(フジバカマ)

7〜11月に開花します。花が淡紫色で弁の形が袴に似ていることからこの名前がつきました。
乾燥させると桜餅の桜葉と同じ良い匂いがするので、洗髪剤や香水に用いられています。

 

7.桔梗(キキョウ)

7〜9月に開花します。
花の形が美しいことから、武将の家紋に多く用いられています。
明智光秀水色桔梗という家紋を使っていました。
桔梗の根を乾燥させたものは痰や咳の薬として用いられています。

 

以上の7種類ですが、フジバカマとキキョウは現在、絶滅危惧種だそうです。
もし見かけることがあれば、ゆっくりと鑑賞して秋を五感で楽しみましょう。

カテゴリー:TOPICS
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