[コロナウイルス] 正しい知識を持つ

連日、トップニュースで報じられている新型コロナウイルスのニュース。
各国がチャーター機で中国から本国人を脱出させたりと、非日常的な慌ただしさも加わってより一層、不安を煽る状態になっています。

ただ話題に出す、騒ぐだけではなく正しい知識と対策をとって、冷静に対処しましょう。

 

まず「ウイルス」とは、他の生物に寄生する生き物です。
細胞を持たず、RNA(DNAの親戚)だけの状態で空気中などを彷徨っていて、この状態では増殖することはできません。
感染できる生物=細胞に接触すると細胞内に侵入、細胞のDNAを書き換えウイルス自身が増殖するよう変化します。
有名どころはインフルエンザウイルス、ノロウイルスなどですね。
ウイルスは基本的に害のあるものとして認識して頂いて問題ありません。

次に「細菌」というものがあり、こちらも人間にとって悪い影響を与えるものもいます。
ウイルスとは違い、自分の細胞を持った単細胞生物です。
しかし単に悪さをするだけでなく、納豆菌や善玉菌などの○○菌といった、人間にとって良い影響を及ぼすものも多数存在しています。

医師が処方する抗生物質が効くのは、この細菌に対してのみで、ウイルスには効きません。

一般的に言われる「風邪」は、ウイルス性か細菌性のいずれかによって引き起こされています。

 

次に気になるのはコロナウイルスの致死率ですが、現時点ではサンプル母体が少ない+処方・予防が不完全なため正確な数値ではありませんが、現状2~3%で推移しています。
なお、今回の死亡例のほとんどが糖尿病や心疾患といった基礎疾患を持っていた患者である、という点にも留意が必要です。

ちなみにインフルエンザですが、A型やB型といった毎年流行するものは0.1%程度ですが、過去にパンデミックを起こした新型鳥インフルエンザ等、新型インフルエンザは致死率5−15%と、非常に高い数値になります。

コロナウイルスの話に戻りますが、2002年〜2003年に大流行したSARSもコロナウイルスの1種で、こちらは致死率10%でした。
2012年に発生したMERS(こちらもコロナウイルス)は致死率34%と、過去に発生したウイルスの方が猛威を奮っていたことがわかります。

 

現時点でのコロナウイルスの感染力は通常のインフルエンザ並で、高い感染率と言えます。
しかし過剰な反応が市場を混乱させ、不安や恐怖を煽っているのも二次災害といえます。

マスクの買い占め、噂の流布、中国人に対する偏見など決して良いものとは言えません。

マスクがなくなればこれからの季節、花粉症に困っている人のマスクが足りなくなります。
噂に関しては、御殿場で感染者が出たというデマが流れ、御殿場市が正式に「市内で感染者は出ていない」と声明を出しています。
中国人に対する偏見は人権問題に発展しかねず、悪いのはウイルスであって、中国人を変な目で見るようなことは控えましょう。

 

一人でも多くの人が報道に対し正しい知識で受け止め、上記のような過剰な反応をしないことが、二次災害、三次災害を防ぐことに繋がります。

この記事を読んでくれた方が、一人でも多くの方に知識を共有してくれることを願っています。

 

(余談ですがVirusをウイルスと呼ぶのは日本だけで、英語圏では「ヴァイラス」と発音します)

カテゴリー:TOPICS
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