アルバイトとパートの違い
仕事を探す際に重要な雇用形態。
アルバイト、パート、正社員、準社員、派遣社員、契約社員、業務委託…
特に目にする機会の多いアルバイトとパートの違いについて説明します。
■法律上の違い
実は、バイトもパートも法律上は「パートタイム労働者」という区分になり、明確な違いはありません。
有給や社会保険、労働基準法などについても適用範囲は全く変わりません。
■仕事を探すうえでの違い
【アルバイト】
短期~中期であったり、繁忙期、土日、夜間、週1勤務などスポット的に働ける人材が求められます。
【パート】
長期的な勤務を求められ、週に3日以上など、安定した働き方を求められます。
事務員など正社員の補助業務の場合、パートと表記されることが殆どです。
■由来の違い
【アルバイト】
ドイツ語の「Arbeit」が元になっています。「仕事」「労働」を意味する言葉です。
明治時代から使われていたらしく、1980年代に非正規雇用が増えた際に爆発的に使われるようになりました。
【パート】
英語の「Part time」が元になっています。「フルタイム」の対義語です。
1950年ごろから主婦向けの求人が増えた際、使われ始めたと言われています。
その頃のイメージが強く残っているので、『パート=主婦向け』として使われることが多いです。
公開日:2018年11月30日
カテゴリー:TOPICS