ノウイング・ドゥイング・ギャップ
人間、生きていく上で欠かせない鋼鉄の法則があります。
「理解=言葉×体験」
新人研修を受けた方であれば、社会人のホウレンソウと一緒に次の言葉も習うと思います。
・理解
・了解
・納得
理解とは文字通り、「ことわりを解く」ということです。体が記憶し、印象付けられるもの。賛否は関係ありません。
了解は「わかりました」の意。理解が及んでいなくでも、言われた指示に対して「対応します」という行動。
納得は「理解した上で、賛成すること」です。最も階層の深い状態です。
仕事をする上ではまず了解からスタートしますね。
次に理解、そして納得をして仕事をしなければ、良い成果は上がりません。
この「理解」がなかなか曲者で、頭ではわかっているけど、体がいうことをきかない、そんな体験ありませんか?
これを英語で「ノウイング・ドゥイング・ギャップ(Knowing-Doing Gap)」と呼びます。
知っていることとやっていることにギャップがある状態です。
ここで思い出して欲しいのが最初の方式です。
「理解=言葉×体験」
とにかく体験、行動しなければ、理解はできないのです。
特に新人は「何がわからないかわからない状態」の方が多いので、とにかくまずは行動させること。
これが一番手っ取り早く効率的な学習方法です。
仕事以外のどんなことにも通用しますね。
公開日:2019年11月6日